2014年01月14日 23:44
本当は正月に書こうと思っていたネタなのですが、色々あって半月も経ってしまいました。
もう何ヶ月か前の話題になりますが、中国の格安航空会社=LCCである「春秋航空」が、
成田~広島間(他2都市)で路線を就航させることを明らかにしました。
2014年5月末の運航開始を目指し、昨年の9月に国交省に対し許可申請を行っています。
広島空港では初めてのLCC就航となる予定です。
【日経トレンディネット】:中国LCC「春秋航空」が国内線に2014年5月参入! “成田―広島・高松・佐賀”の狙い
運行会社は中国の会社ということで、日本人利用者はもちろんですが国内線ながら中国人観光客が一つのターゲットとなっているようです。
成田空港や関西空港でLCC専用のターミナルを建設されるなど国内でもLCCが重宝される時代になってきていますので、
これがきっかけとなって航空会社・行き先とも充実していけば、我々利用者にとっては便利になりますね。
広島は東京へのアクセスに使われる交通機関のシェアで新幹線と飛行機が50:50であるとよく言われます。
個人的にはこれがもう少し飛行機がシェアを担うべきだと思うんですよね。
岩国錦帯橋空港が開港し少なからず影響があったようですし、今後の維持存続のためにも。
現在絶望的である広島駅や中心部とのアクセスを改善するだけで必然的に利用者は増えるはずですので、
アクセス鉄道(あまり現実的ではないですが)や山陽道の交通量を分散させる下道の整備(東広島・安芸バイパス、西条バイパス)は言うまでもなく必要ですね。
そんな広島空港ですが、ちょうどいいタイミングですので画像フォルダに眠っている2012年撮影の広島空港の様子をここで紹介してみます。
この時は友人と空港北側にある中央森林公園へレジャーを楽しみに行ったのですが、思わぬものまで撮れました。
広場の方に行く前にまずは空港のターミナルビルに入ってみました。
駐車場からターミナルまでの歩行者デッキ。

改めて、お金かかってるんだなと感じました(笑)
ビルに入って展望デッキやレストラン街のある3階へエスカレーターで上がります。

国内線出発ロビーと向い合うように、土産物を主に取り揃えたショッピングエリアが配置されています。
ここは2011年に全面リニューアルされ開放的で綺麗なお店に生まれ変わりました。
【広島空港】:空港ビル 2階 ショッピングエリアがリニューアルオープン!
3階に上がりまして、展望デッキに出てみます!入場料は確か100円位でしたっけ。

かなり久しぶりに入ったのですが、ここもデッキ調のベンチが各所に設置されており新しくなっています。
昨年の開港20周年を期に、この他にもビジネスラウンジなど様々なリニューアルが行われたようです。
何気なく駐機している飛行機を眺めていると、
なんと2012年5月の撮影当時まだ就航して間もなかったボーイング社の787型機が着陸してきました!

しかも、運がいいことに私が見学しているエリアの目の前に到着です。
飛行機はそこまで詳しくないですが乗り物全般は好きですので、これは嬉しかったです(笑)

主翼の先がカーブしているのがかっこいいですね。
少し角度を変えて。

787はカラーリングが色々変わった印象があるのですが、これが現在のANAの787専用カラーということでいいんですよね?

ここからでも新しさが伝わってきます。誰が見てもかっこいいですよね。
「広島に到着したということは羽田に帰るはずだ」ということで(笑)、
森林公園のバーベキューエリアを少し越えたところにある運動広場に移動しました。

きたきた―!
ここからは本当に近くで航空機を見ることができるものです。
"追い"で撮影しました。角度が良かったのでこの写真は他よりも大きいサイズで載せています。
こんなものでよろしければ壁紙などにお使いください。

滑走路手前で停止したと思いきや、向こうの方から着陸機がやって来ました。
広島でもこういうことってあるのですね。

767でしょうか。

無事離陸していきました。


手前の小型機が通り過ぎるとすぐにJALの737が登場。

こちらも壁紙サイズです。

このブログをやってて飛行機の写真を載せるのは初めてだったと思います(笑)。 以上です。
今回は勉強不足で触れませんでしたが、「民活空港運営法」により国内の空港の運営が民営化される可能性も出てきました。
広島も検討の対象に入っているとか。
民営化と言えど、空港はその名の通り公共の「港」です。
あくまで利用者の目線に立ち、利便性と効率の両立を図ることがますます必要とされますね。
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もう何ヶ月か前の話題になりますが、中国の格安航空会社=LCCである「春秋航空」が、
成田~広島間(他2都市)で路線を就航させることを明らかにしました。
2014年5月末の運航開始を目指し、昨年の9月に国交省に対し許可申請を行っています。
広島空港では初めてのLCC就航となる予定です。
【日経トレンディネット】:中国LCC「春秋航空」が国内線に2014年5月参入! “成田―広島・高松・佐賀”の狙い
運行会社は中国の会社ということで、日本人利用者はもちろんですが国内線ながら中国人観光客が一つのターゲットとなっているようです。
成田空港や関西空港でLCC専用のターミナルを建設されるなど国内でもLCCが重宝される時代になってきていますので、
これがきっかけとなって航空会社・行き先とも充実していけば、我々利用者にとっては便利になりますね。
広島は東京へのアクセスに使われる交通機関のシェアで新幹線と飛行機が50:50であるとよく言われます。
個人的にはこれがもう少し飛行機がシェアを担うべきだと思うんですよね。
岩国錦帯橋空港が開港し少なからず影響があったようですし、今後の維持存続のためにも。
現在絶望的である広島駅や中心部とのアクセスを改善するだけで必然的に利用者は増えるはずですので、
アクセス鉄道(あまり現実的ではないですが)や山陽道の交通量を分散させる下道の整備(東広島・安芸バイパス、西条バイパス)は言うまでもなく必要ですね。
そんな広島空港ですが、ちょうどいいタイミングですので画像フォルダに眠っている2012年撮影の広島空港の様子をここで紹介してみます。
この時は友人と空港北側にある中央森林公園へレジャーを楽しみに行ったのですが、思わぬものまで撮れました。
広場の方に行く前にまずは空港のターミナルビルに入ってみました。
駐車場からターミナルまでの歩行者デッキ。

改めて、お金かかってるんだなと感じました(笑)
ビルに入って展望デッキやレストラン街のある3階へエスカレーターで上がります。

国内線出発ロビーと向い合うように、土産物を主に取り揃えたショッピングエリアが配置されています。
ここは2011年に全面リニューアルされ開放的で綺麗なお店に生まれ変わりました。
【広島空港】:空港ビル 2階 ショッピングエリアがリニューアルオープン!
3階に上がりまして、展望デッキに出てみます!入場料は確か100円位でしたっけ。

かなり久しぶりに入ったのですが、ここもデッキ調のベンチが各所に設置されており新しくなっています。
昨年の開港20周年を期に、この他にもビジネスラウンジなど様々なリニューアルが行われたようです。
何気なく駐機している飛行機を眺めていると、
なんと2012年5月の撮影当時まだ就航して間もなかったボーイング社の787型機が着陸してきました!

しかも、運がいいことに私が見学しているエリアの目の前に到着です。
飛行機はそこまで詳しくないですが乗り物全般は好きですので、これは嬉しかったです(笑)

主翼の先がカーブしているのがかっこいいですね。
少し角度を変えて。

787はカラーリングが色々変わった印象があるのですが、これが現在のANAの787専用カラーということでいいんですよね?

ここからでも新しさが伝わってきます。誰が見てもかっこいいですよね。
「広島に到着したということは羽田に帰るはずだ」ということで(笑)、
森林公園のバーベキューエリアを少し越えたところにある運動広場に移動しました。

きたきた―!
ここからは本当に近くで航空機を見ることができるものです。
"追い"で撮影しました。角度が良かったのでこの写真は他よりも大きいサイズで載せています。
こんなものでよろしければ壁紙などにお使いください。

滑走路手前で停止したと思いきや、向こうの方から着陸機がやって来ました。
広島でもこういうことってあるのですね。

767でしょうか。

無事離陸していきました。


手前の小型機が通り過ぎるとすぐにJALの737が登場。

こちらも壁紙サイズです。

このブログをやってて飛行機の写真を載せるのは初めてだったと思います(笑)。 以上です。
今回は勉強不足で触れませんでしたが、「民活空港運営法」により国内の空港の運営が民営化される可能性も出てきました。
広島も検討の対象に入っているとか。
民営化と言えど、空港はその名の通り公共の「港」です。
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- 今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。(2014/01/14)
コメント
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( 2014年01月14日 23:56)
鯉党α | URL | -
Re:今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。
ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。
( 2014年01月15日 00:02)
タミー | URL | -
Re:今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。
旧空港がジェット化されて、羽田を出て2時間も経たないのに、もう自宅に着いてゆっくりお茶を飲んでいる自分に、驚いた記憶があります。
広島は平地が狭いのに空港が近くにあることで航空法により、建物の高層化が制限されてしまい、都市の立体化の妨げ解消を目的に現在の空港へ移転した経緯を考えると、多数進められている再開発事業により高層化・立体化が、本格的に始まっており、目的が達成されつつあると思います。
しかしながら、新空港と広島市内とのアクセスについては、極めて残念な現状であり、立派な空港を、あまり有効利用する事が出来ていないように思えます。
これも広島市内中心の交通体系と同様に、A級戦犯を責めたところで、誰も責任をとるわけでもなく、虚しいだけなので、これからどう改善するかを検討する事が重要だと思います。
おっしゃる通り、東広島バイパス・安芸バイパス工事の優先順位をもっと高めて緊急課題として取り組む姿勢を見せて頂きたいと願っています。
アクセス鉄道については、はじめから無理だと決めつけてしまっては、前に進むわけがありません。
まあ、あのパリだって、夢想家のナポレオン三世が空想社会主義者のサン=シモンを学んで、オースマンに造らせた「街づくり再開発の決定版」は、まさに「空想からの実現」そのものですから、空想だと嘲笑されようと、まずはどうすれば実現が可能であるかをもっと真剣に検討すべきだと思います。また、こんな辺鄙な場所にあんなに立派な空港を造らせてしまった我々市民の責務でもあると思っています。
アクセスの問題が解決出来れば、ビジネス客の利用増加は勿論のこと、広島の観光都市として注目度も格段にアップする可能性が高く、本格的な国際空港として機能することも十分考えられると思っています。
広島大学もそうですが、これだけのものをこんな所に造らせてしまったのですから、今さら引き返すより前向きに取り組む方が賢明だと思います。
( 2014年01月15日 21:49)
J | URL | YrGnQh/o
Re:今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。
こんばんは。ついに広島にもLCCの風がやってきますが、やはり広島にとって一番の課題は空港アクセスの安定でしょう。現状は広島駅から空港まで45分で行くことができますが、道路状況によりかなり時間がかかってしまったり、運休のリスクがある事が飛行機を敬遠する理由の一つとなってしまっていると思います。これを改善するためには、アクセス鉄道を作ることが一番有効だと思いますが、現実的には道路面の整備などでしょうか。私も以前、飛行機を利用する際、道路渋滞でバスが遅延しましたが、飛行機は待っていてくれました。しかし、LCCだと少ない機数で運用を回し、効率を上げることで安い運賃を実現しているので、既存の航空会社みたいに予備機がなく、もしくは少なく、あとの便に影響が出ないようにするため、バスの遅延が発生しても、あまり待たずに出発してしまうと思います。このような面からも安定性は大切だと思います。
そして、このLCCの就航で、外国人観光客の増加、飛行機利用の拡大に期待します。
PS 787の機体塗装は、最初に導入された2機が特別塗装(この2機は国際線仕様で、国内線には限定投入でしたので広島にはもう飛来することはないと思います。)で、その後導入された22機は、管理人様が撮影された787の文字が入っている塗装です。そしてこれ以降に導入される機体には787の文字が消えた、他機種と同じANAノーマル塗装になります。
( 2014年01月15日 22:36)
むーばす | URL | -
Re:今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。
当地、高松空港も昨年12月にジェットスター、今年5月に春秋航空と成田線のLCCが一気に
ダブルトラック化します。東関東方面からの集客はもとより、京成スカイライナーなら都心まで35分、
LCCバスなら都心まで千円と、アクセスも充実。なんと言っても日本の空の玄関、成田空港と
結ばれた効果は想像以上に大きく、外国人観光客もこれから増えてくると思われます。
当地は岡山空港と競合しており、ソウル線や上海線では利用客を取られていましたが、LCC就航で
大逆転を狙っております。
広島空港も立派な空港施設をもっと生かして、エアポートセールスをしていけば、岡山空港を利用
していた人を呼び戻せると思います。
仙台空港が羽田線が飛んでいなくても300万人を超える利用者があるのですから、ぜひ広島空港は
400万人を目指して、地方へのフィーダー路線やLCCの国際線も誘致をして欲しいものです。
空港アクセスの改善はその流れで動き始めるのでは。
( 2014年01月16日 14:35)
| |
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( 2014年01月18日 04:06)
タミー | URL | -
Re:今年5月!広島初のLCCが就航 & 787撮ってきました。
広島市内から東京へのアクセスを考えると、リニア計画の進捗状況により大きく変化するものと考えられます。
現状維持に満足して、リニア計画に消極的だったJR東海も東京オリンピック開催決定を機に名古屋までの着工を具体化しましまた。
東京オリンピック開催決定で、首都移転の目は殆ど無くなり、首都圏+中京圏の一体化が国家の成長戦略の柱となり、基幹産業である自動車産業→航空機産業へと方針をより鮮明にしているように思えます。
JRの体質を考えると大阪までの延伸すら「前向きに検討する」と繰り返してよほどの必要に迫られるまでは進捗しない可能性が大きいように思えます。大阪以西延伸については、東京オリンピック、東日本の震災復興への比重が高い現在ではその話題すらありません。
名古屋までリニアが開通すると、新幹線とリニアとの乗り換えでJRが空路よりかなり有利となります。それへの対抗手段としては、アクセス鉄道の敷設により所要時間の短縮、定時制の確保、空港アクセス専用車両運行による快適性を提供するしか無いように思えます。大阪までリニアが開通するとJRの圧勝となり、これまで新幹線との競合上の理由から空港とのアクセスへの協力に消極的であるJR西日本からの協力を得ることが容易になると考えられます。
広島空港は国際線と貨物便に活路を見い出さざるを得なくなります。
アクセス鉄道の具体化が進められて行くとJR西日本も現状から対抗手段を考えざるを得なくなり、首都圏へのアクセスが大きく改善することと考えます。
空港アクセス専用車両の乗客の他、広島大学など移転した各大学への通学、西条盆地に点在する内陸部の工業団地への通勤、鉄道の無い熊野町、そして東広島市に広がっている各住宅団地から広島市内への通勤通学客の発掘などJR山陽本線や山陽自動車道とは全くの別ルートで将来的利用見込みを検討してみる価値はあると思います。
今朝の日本経済新聞の一面に、マツダの好調が大きく取り上げられており、広島都市圏の経済環境が激変し、大量のカネが広島都市圏に流れ込み始めた今だからこそ間髪入れずに対応して頂きたいと思います。
これまでこの仕組みづくりに苦労されてきた方々への恩返しとしても、この空港を有効活用出来るように改善して頂きたいと強く願います。
( 2014年01月18日 11:11)
鐘梨(※管理人さんへ) | URL | -
何故、もう少し飛行機がシェアを担うべきなのか、その理由をお聞かせ下さい。
>広島は東京へのアクセスに使われる交通機関のシェアで新幹線と飛行機が50:50であるとよく言われます。
>個人的にはこれがもう少し飛行機がシェアを担うべきだと思うんですよね。
何故、もう少し飛行機がシェアを担うべきなのか、その理由をお聞かせ下さい。
私の考えというか予想は、概ね※8タミーさんと同様です。
・リニアに広島人が利用するだけの席数が確保されること
・既報通り大幅な値上げも無く乗り換えもスムースに行われる
これらが現実化すれば、有事の際のリスクマネジメント(例えば東海大震災でリニアと新幹線が使用不可)以外では、
事実上、広島~羽田便は民間の力だけでは維持できなくなると思います。
そうなると、今後の広島空港の志向としては、
羽田東京アクセスというよりは国際線・北海道沖縄等離島を見るべきなんでしょうね。
このような背景の中で、何故管理人さんは「50%から更に上回って鉄道より飛行機での東京アクセスがシェアを奪うべき」とお考えなのでしょうか?
理由をお聞かせ下さい。
( 2014年01月19日 13:52)
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