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2014年12月23日 19:56
広島市中区千田町の「広島赤十字・原爆病院」では、戦後の増築・改築による手狭さと施設の老朽化に対応するため、病院再整備事業を進めています。
中心となるのは新しい病棟の建設で、これまで平面駐車場だった病院の敷地の東側に
免震構造の地上11階・塔屋1階、延床面積約2万5000平方メートルの新棟が2015年8月に竣工します。
既存の施設も高度専門医療に対応すべく改装を行い、2017年2月のグランドオープンを目指しています。
【広島赤十字・原爆病院】:新棟建設のご案内
【中国新聞】:原爆病院を大改修 新棟も建設 128億円かけ1月から

完成イメージ(病院公式HPより)
前回10月の状況がこちら。
広島赤十字・原爆病院 新棟建設工事 2014.10(Vol.2)
敷地東側に当たる「日赤原爆病院前交差点」から全体です。

前回がちょうど地上部分の工事が始まろうとしていた時でした。
2ヶ月ほど経ち鉄骨建方が3階前後まで進んでいます。
新棟は奥に伸びていく都市計画道路「駅前吉島線」(駅前通り)に沿った横長の建物になります。
電車通り側となる東側の端では階段が設置されているのが見えました。

北東から。

クローラークレーンは北側の病院敷地からアームを伸ばしています。
広島赤十字・原爆病院の新棟は2015年8月末の竣工、2015年9月末運用開始の予定です。
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2014年10月30日 21:27
広島市中区千田町の「広島赤十字・原爆病院」では、戦後の増築・改築による手狭さと施設の老朽化に対応するため、病院再整備事業を進めています。
中心となるのは新しい病棟の建設で、これまで平面駐車場だった病院の敷地の東側に
免震構造の地上11階・塔屋1階、延床面積約2万5000平方メートルの新棟が2015年8月に竣工します。
既存の施設も高度専門医療に対応すべく改装を行い、2017年2月のグランドオープンを目指しています。
【広島赤十字・原爆病院】:新棟建設のご案内
【中国新聞】:原爆病院を大改修 新棟も建設 128億円かけ1月から
前回は、初めて訪れた6月の様子です。
広島赤十字・原爆病院 新棟建設工事 2014.06(Vol.1)

南東側から撮りました。
手前の電停は「日赤病院前」。
タワークレーンとクローラークレーンが1基ずつ登場しました。
東側から。


仮囲いの透明部から覗いてみましたが、基礎工事はほぼ終わったようでほとんど見えなくなりました。
いよいよ地上部の工事ですね。
南西側から。

右奥の高層ビルは「トータテ広島ガーデン・ガーデン」のノースタワー。
広島赤十字・原爆病院の新棟は2015年8月末の竣工、2015年9月末運用開始の予定です。
最後に、東千田公園から広島ガーデン・ガーデンを合わせて。

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中心となるのは新しい病棟の建設で、これまで平面駐車場だった病院の敷地の東側に
免震構造の地上11階・塔屋1階、延床面積約2万5000平方メートルの新棟が2015年8月に竣工します。
既存の施設も高度専門医療に対応すべく改装を行い、2017年2月のグランドオープンを目指しています。
【広島赤十字・原爆病院】:新棟建設のご案内
【中国新聞】:原爆病院を大改修 新棟も建設 128億円かけ1月から
前回は、初めて訪れた6月の様子です。
広島赤十字・原爆病院 新棟建設工事 2014.06(Vol.1)

南東側から撮りました。
手前の電停は「日赤病院前」。
タワークレーンとクローラークレーンが1基ずつ登場しました。
東側から。


仮囲いの透明部から覗いてみましたが、基礎工事はほぼ終わったようでほとんど見えなくなりました。
いよいよ地上部の工事ですね。
南西側から。

右奥の高層ビルは「トータテ広島ガーデン・ガーデン」のノースタワー。
広島赤十字・原爆病院の新棟は2015年8月末の竣工、2015年9月末運用開始の予定です。
最後に、東千田公園から広島ガーデン・ガーデンを合わせて。

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2014年07月31日 21:52
広島市と広島大学は、中区東千田の広島大学本部跡地の再開発に関して、
土地を取得した三菱地所レジデンスを代表とする企業グループの計画を承認し、事業の詳細な実施計画が決定しました。
(コメントでKさんにも教えていただいておりました。ありがとうございます。)
【広島市】:広島大学本部跡地の「知の拠点を支えるゾーン」における事業実施計画の承認
【三菱地所レジデンス】:「広島ナレッジシェアパーク」事業実施計画決定 ~知を育み、定着させ、持続させるまちづくり~(PDF, 約900KB)

完成イメージ(上記広島市ホームページ内資料より、企業グループ作製)
最初にこの計画が公に出たのはもう半年経ちましたが(早いですね…)、いよいよ事業計画が承認され具体的な計画が動き出すこととなりました。
広大跡地計画が正式公表。超高層住宅など2018年までに順次建設へ!
その時の計画から少し変更になった箇所があるようです。
まずは分譲マンションの高さ。
当初は高さ178m、地上53階建てで665戸を販売する計画でしたが、
今回提出された実施計画では高さ183m、地上54階建てに変更されました。
広島駅南口Bブロック(52階)の階数を抜き、「中四国・九州最高階数」になると謳われていますね。
ただ住宅部分はそのままで機械室を最上階に上乗せしたとのことなので販売戸数は変わりません。
実際には53階部分というのは塔屋またはPH階の扱いになるかもしれません。
それでも「中四国・九州最高階数」という称号は変わらないはずですけどね。
イメージも新しいものに更新されました。
上から下まで白と茶色がベースだった以前のものに比べて落ち着いた感じになりましたね。
なお低層部は旧理学部1号館のイメージを踏襲して茶色が採用されるようです。
100mあるトータテのガーデン・ガーデンノースタワーが低く感じます(笑)
そして分譲マンションの北側に「ナレッジシェアプラザ」として計画されていた多目的ホールとその屋上部分のオープンステージは、
騒音問題を考慮して廃止され用途に応じた個別の建物が設けられるようです。
資料を見ると音楽室やキッチンスタジオ、多目的室などが散りばめられるように配置されています。
このほかの変更点としては、テナントとして参画予定だった医療法人翠清会が自ら土地を取得して病院を整備・運営する事になったため、企業グループ(構成者)に加わったとのこと。
各施設は2015年の前半までに工事を始め、
2016年4月:ナレッジシェアファーム(学生向け住宅、学生支援、人材育成施設)開業
2016年5月:ナレッジシェアコミュニティ(住宅型有料老人ホーム)、カーライフパーク(広島トヨペット)開業
2016年6月:病院(医療法人翠清会)開業
2016年9月:スポーツクラブ(ルネサンス)開業
2018年10月:ナレッジシェアプラザ(多目的交流施設)開業、分譲マンション完成・引き渡し
というスケジュールになるそうです。
今後の整備を追いかけていきたいです。
最後に、今月初めに訪れて以降、通りかかった時にスマホで撮影した画像を簡単に紹介しておきます。

敷地東側の病院やカーディーラーができる辺りです。
奥には旧理学部1号館、さらにその背景にはトータテのガーデン・ガーデンがそびえます。
敷地内南側の仮通路から分譲マンション等が建つ予定の東側を撮影。

大きなプラントが稼働を始めていました。汚染土壌の改良が行われています。
資料の工程表によると土壌改良は今年いっぱいまで行われるようです。
ページ作成しました。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島大学本部跡地『知の拠点』再生プロジェクト
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土地を取得した三菱地所レジデンスを代表とする企業グループの計画を承認し、事業の詳細な実施計画が決定しました。
(コメントでKさんにも教えていただいておりました。ありがとうございます。)
【広島市】:広島大学本部跡地の「知の拠点を支えるゾーン」における事業実施計画の承認
【三菱地所レジデンス】:「広島ナレッジシェアパーク」事業実施計画決定 ~知を育み、定着させ、持続させるまちづくり~(PDF, 約900KB)

完成イメージ(上記広島市ホームページ内資料より、企業グループ作製)
最初にこの計画が公に出たのはもう半年経ちましたが(早いですね…)、いよいよ事業計画が承認され具体的な計画が動き出すこととなりました。
広大跡地計画が正式公表。超高層住宅など2018年までに順次建設へ!
その時の計画から少し変更になった箇所があるようです。
まずは分譲マンションの高さ。
当初は高さ178m、地上53階建てで665戸を販売する計画でしたが、
今回提出された実施計画では高さ183m、地上54階建てに変更されました。
広島駅南口Bブロック(52階)の階数を抜き、「中四国・九州最高階数」になると謳われていますね。
ただ住宅部分はそのままで機械室を最上階に上乗せしたとのことなので販売戸数は変わりません。
実際には53階部分というのは塔屋またはPH階の扱いになるかもしれません。
それでも「中四国・九州最高階数」という称号は変わらないはずですけどね。
イメージも新しいものに更新されました。
上から下まで白と茶色がベースだった以前のものに比べて落ち着いた感じになりましたね。
なお低層部は旧理学部1号館のイメージを踏襲して茶色が採用されるようです。
100mあるトータテのガーデン・ガーデンノースタワーが低く感じます(笑)
そして分譲マンションの北側に「ナレッジシェアプラザ」として計画されていた多目的ホールとその屋上部分のオープンステージは、
騒音問題を考慮して廃止され用途に応じた個別の建物が設けられるようです。
資料を見ると音楽室やキッチンスタジオ、多目的室などが散りばめられるように配置されています。
このほかの変更点としては、テナントとして参画予定だった医療法人翠清会が自ら土地を取得して病院を整備・運営する事になったため、企業グループ(構成者)に加わったとのこと。
各施設は2015年の前半までに工事を始め、
2016年4月:ナレッジシェアファーム(学生向け住宅、学生支援、人材育成施設)開業
2016年5月:ナレッジシェアコミュニティ(住宅型有料老人ホーム)、カーライフパーク(広島トヨペット)開業
2016年6月:病院(医療法人翠清会)開業
2016年9月:スポーツクラブ(ルネサンス)開業
2018年10月:ナレッジシェアプラザ(多目的交流施設)開業、分譲マンション完成・引き渡し
というスケジュールになるそうです。
今後の整備を追いかけていきたいです。
最後に、今月初めに訪れて以降、通りかかった時にスマホで撮影した画像を簡単に紹介しておきます。

敷地東側の病院やカーディーラーができる辺りです。
奥には旧理学部1号館、さらにその背景にはトータテのガーデン・ガーデンがそびえます。
敷地内南側の仮通路から分譲マンション等が建つ予定の東側を撮影。

大きなプラントが稼働を始めていました。汚染土壌の改良が行われています。
資料の工程表によると土壌改良は今年いっぱいまで行われるようです。
ページ作成しました。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島大学本部跡地『知の拠点』再生プロジェクト
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2014年07月09日 00:24
久々に広大跡地の様子を確認してきました。
先日更新した広島赤十字・原爆病院のレポと同じく、6月下旬撮影の画像です。更新が遅くなりました。。
まず広島大学本部跡地計画の概要を振り返ります。
私自身も未だに「広島ナレッジシェアパーク」という名称が聞きなれないのですが、
昨年12月、三菱地所レジデンスを代表とする8社のグループが広大跡地の開発事業者に選ばれ、この計画が明らかになりました。
高さ178m・地上53階建て分譲マンションや、学生向け、シニア向け住宅、カーディーラーなどが2018年までに完成する予定となっています。
更に詳しくはこちら。
広大跡地計画が正式公表。超高層住宅など2018年までに順次建設へ!
今年1月、企業グループは大学の移転後に所有していた国立大学・財務経営センターから土地を取得していました。
跡地西側の広電が面する「千田通り」から並木道を通って大学跡の中へ入っていきます。

(※現在は東千田公園として開放されています。)
右手(南側)は広島大学が所有する敷地となっており「知的人材育成センター(仮称)」が建設されます。
官民共同研究や留学生の日本語教育の場として使用される他、広島大学の医学部・歯学部・薬学部の教養課程もここで開かれることになります。

2016年4月の開館を予定しています。
先月、確か広島経済レポートに"建築計画を知らせる看板を掲示した"という記事がありました。
現地に行ったのはそれを知った後だったのですが、確認するのを忘れてきてしまいました。。
次回は必ず。掲示されているうちに確認してきます。
先ほどの入口から真っ直ぐ歩を進めます。

跡地の南東側を撮影しています。左端に見切れているのが旧理学部1号館です。
囲いがされ、大部分が立入禁止となりました。
周辺住民の利用者のために、南側の千田小学校の方へ抜けられる細い道のみ確保されています。

掲示されていたお知らせです。


連絡先からも、既に所有権が移っていることが分かります。
2枚目のお知らせにある「ダイセキ環境ソリューション」という会社は、主に土壌汚染処理などを手がける会社です。
【公式】:ダイセキ環境ソリューション
コメントにてのーてんきさんにも教えていただいていましたが、汚染土壌の改良が始まるようです。
広大跡地では鉛などの有害物質が基準値を越えて検出されているため、再開発には土壌改良が必要とされてきました。
腕を伸ばして柵の中を撮ってみると…。

土壌の改良に使用すると思われる巨大な施設が搬入されています。
敷地南側、千田小学校方面に少し進んで振り返ってみました。

完成時はちょうど立っている辺りが、地上53階のマンションの建設地になります。
今回は時間の都合で確認することができませんでしたが、旧理学部1号館の東側では重機が入って地面を掘り返す作業が行われていました。
本体の着工はもう少し先になるかと思われますが、企業グループに売却され着実に動き出していることを感じました。
未完全なレポになってしまったので、また近いうちに様子を見てこようと思います。
ここからはおまけです。
国道2号線の南側の歩道から、広島市役所やドコモ広島大手町ビルなどを撮影してみました。

鯉城通りを中心として袋町や大手町、国泰寺は、広島屈指のビジネス街です。
一方こちらは赤十字病院の裏(西側)、「南大橋東詰交差点」付近からその鯉城通りを撮ってみました。

奥にドコモのビルが見えていますが、広電の線路が折れる鷹野橋付近からは一気にマンションが立ち並ぶ光景に変わります。
ここから180°反対の羽衣町や吉島地区もマンションが多いですね。
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先日更新した広島赤十字・原爆病院のレポと同じく、6月下旬撮影の画像です。更新が遅くなりました。。
まず広島大学本部跡地計画の概要を振り返ります。
私自身も未だに「広島ナレッジシェアパーク」という名称が聞きなれないのですが、
昨年12月、三菱地所レジデンスを代表とする8社のグループが広大跡地の開発事業者に選ばれ、この計画が明らかになりました。
高さ178m・地上53階建て分譲マンションや、学生向け、シニア向け住宅、カーディーラーなどが2018年までに完成する予定となっています。
更に詳しくはこちら。
広大跡地計画が正式公表。超高層住宅など2018年までに順次建設へ!
今年1月、企業グループは大学の移転後に所有していた国立大学・財務経営センターから土地を取得していました。
跡地西側の広電が面する「千田通り」から並木道を通って大学跡の中へ入っていきます。

(※現在は東千田公園として開放されています。)
右手(南側)は広島大学が所有する敷地となっており「知的人材育成センター(仮称)」が建設されます。
官民共同研究や留学生の日本語教育の場として使用される他、広島大学の医学部・歯学部・薬学部の教養課程もここで開かれることになります。

2016年4月の開館を予定しています。
先月、確か広島経済レポートに"建築計画を知らせる看板を掲示した"という記事がありました。
現地に行ったのはそれを知った後だったのですが、確認するのを忘れてきてしまいました。。
次回は必ず。掲示されているうちに確認してきます。
先ほどの入口から真っ直ぐ歩を進めます。

跡地の南東側を撮影しています。左端に見切れているのが旧理学部1号館です。
囲いがされ、大部分が立入禁止となりました。
周辺住民の利用者のために、南側の千田小学校の方へ抜けられる細い道のみ確保されています。

掲示されていたお知らせです。


連絡先からも、既に所有権が移っていることが分かります。
2枚目のお知らせにある「ダイセキ環境ソリューション」という会社は、主に土壌汚染処理などを手がける会社です。
【公式】:ダイセキ環境ソリューション
コメントにてのーてんきさんにも教えていただいていましたが、汚染土壌の改良が始まるようです。
広大跡地では鉛などの有害物質が基準値を越えて検出されているため、再開発には土壌改良が必要とされてきました。
腕を伸ばして柵の中を撮ってみると…。

土壌の改良に使用すると思われる巨大な施設が搬入されています。
敷地南側、千田小学校方面に少し進んで振り返ってみました。

完成時はちょうど立っている辺りが、地上53階のマンションの建設地になります。
今回は時間の都合で確認することができませんでしたが、旧理学部1号館の東側では重機が入って地面を掘り返す作業が行われていました。
本体の着工はもう少し先になるかと思われますが、企業グループに売却され着実に動き出していることを感じました。
未完全なレポになってしまったので、また近いうちに様子を見てこようと思います。
ここからはおまけです。
国道2号線の南側の歩道から、広島市役所やドコモ広島大手町ビルなどを撮影してみました。

鯉城通りを中心として袋町や大手町、国泰寺は、広島屈指のビジネス街です。
一方こちらは赤十字病院の裏(西側)、「南大橋東詰交差点」付近からその鯉城通りを撮ってみました。

奥にドコモのビルが見えていますが、広電の線路が折れる鷹野橋付近からは一気にマンションが立ち並ぶ光景に変わります。
ここから180°反対の羽衣町や吉島地区もマンションが多いですね。
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2014年07月05日 23:10
広島市中区千田町の「広島赤十字・原爆病院」は昨年から、開業以来の大規模改修工事が始まっています。
中心となるのは新しい病棟の建設で、これまで平面駐車場だった病院の敷地の東側に
免震構造の地上11階、延床面積約2万5000平方メートルの新棟が2015年8月に竣工します。
新棟を建設するための代わりの駐車場を確保するため、老朽化した3号館、5号館、別館の解体も行われます。
既に別館跡には自走式の立体駐車場が整備されており、3,5号館は新棟の完成後に解体され平面駐車場になる予定です。
既存の施設も高度専門医療に対応すべく改装され、最終的に2017年2月のグランドオープンを目指しています。
【中国新聞】:原爆病院を大改修 新棟も建設 128億円かけ1月から
【広島赤十字・原爆病院】:新棟建設のご案内

広島赤十字・原爆病院 新棟イメージ(上記公式ページより)
着工からは時間が経ってしまいましたが、大きな事業ですのでこれから定期的にレポートしていきます。
6月下旬に撮影してきました。
まずは新棟が建設される病院の敷地の東側を、広電が通る千田通りを挟んで撮った画像です。

すっかり囲いが設置され一切立ち入りはできないようになっています。工事は確か昨年の夏頃から始まっていましたね。
それまでここには被曝した旧本館の窓枠のモニュメントがありましたが、新棟建設にあたって近くに移設されました。
これについては記事の最後に詳しく紹介します。
別の角度から。

右手前から左奥に伸びる道路は広島駅から続く駅前通りです。
仮囲いが一部透明になっており、中の様子を見ることができました。

たくさんの鉄筋がむき出しになっています。既に場所打ちの基礎杭は施工されているようです。
南側。

鋼矢板(シートパイル)が道路のカーブにそって埋められています。イメージ図を見ても完成後の建物もゆるやかにカーブした壁面になるようですね。
北側。

こちらは現地にあった建築計画のお知らせです。

病院全体の数字も書かれていてややこしいですが、「今回」というところの数字を見ればいいと思います。
高さは約49m、延床面積は広島駅北口に建設が始まった新しい「広島鉄道病院」(2万2000平方メートル)よりも大きい2万5000平方メートルです。
地上11階でPH階にはヘリポートも完備する病棟になります。
内藤建築事務所による設計、施工はフジタの担当です。
新棟が建設されている敷地を横目に、南側を走る駅前通りを進んでいきます。

ほぼ病院の敷地の西端に位置するのが、別館を取り壊して建設された立体駐車場です。

既に稼働しています。
右奥に見えているのが5号館ですね。最終的には今より多い、310台収容可能な駐車場になるとのことです。
駅前通りを挟んだ病院の向かい側には、最初の方に触れた被爆建物のモニュメントが移設されています。
「広島赤十字・原爆病院 メモリアルパーク」として、原爆関連の史料を展示する広場が昨年7月整備されました。


こちらが被曝した旧本館の窓枠です。

広島にずっと住んでいてもこうやって改めて見ることはなかなかありませんでした。
爆心地の方向を向いていた北側の窓枠は爆風で内側に湾曲していますが、西側の窓枠は内から外に向かって湾曲しているのが分かります。
破壊力を伝える貴重な史料だと思います。
電車通りからは西へ大きく移動しましたが、気軽に近くまで寄って見ることができるようになったので良かったですね。撮影した時もモニュメントの説明を読むサラリーマンの方がいらっしゃいました。
悲劇を乗り越えて赤十字・原爆病院も立派に生まれ変わります。
毎月追いかけて行こうと思います。
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免震構造の地上11階、延床面積約2万5000平方メートルの新棟が2015年8月に竣工します。
新棟を建設するための代わりの駐車場を確保するため、老朽化した3号館、5号館、別館の解体も行われます。
既に別館跡には自走式の立体駐車場が整備されており、3,5号館は新棟の完成後に解体され平面駐車場になる予定です。
既存の施設も高度専門医療に対応すべく改装され、最終的に2017年2月のグランドオープンを目指しています。
【中国新聞】:原爆病院を大改修 新棟も建設 128億円かけ1月から
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広島赤十字・原爆病院 新棟イメージ(上記公式ページより)
着工からは時間が経ってしまいましたが、大きな事業ですのでこれから定期的にレポートしていきます。
6月下旬に撮影してきました。
まずは新棟が建設される病院の敷地の東側を、広電が通る千田通りを挟んで撮った画像です。

すっかり囲いが設置され一切立ち入りはできないようになっています。工事は確か昨年の夏頃から始まっていましたね。
それまでここには被曝した旧本館の窓枠のモニュメントがありましたが、新棟建設にあたって近くに移設されました。
これについては記事の最後に詳しく紹介します。
別の角度から。

右手前から左奥に伸びる道路は広島駅から続く駅前通りです。
仮囲いが一部透明になっており、中の様子を見ることができました。

たくさんの鉄筋がむき出しになっています。既に場所打ちの基礎杭は施工されているようです。
南側。

鋼矢板(シートパイル)が道路のカーブにそって埋められています。イメージ図を見ても完成後の建物もゆるやかにカーブした壁面になるようですね。
北側。

こちらは現地にあった建築計画のお知らせです。

病院全体の数字も書かれていてややこしいですが、「今回」というところの数字を見ればいいと思います。
高さは約49m、延床面積は広島駅北口に建設が始まった新しい「広島鉄道病院」(2万2000平方メートル)よりも大きい2万5000平方メートルです。
地上11階でPH階にはヘリポートも完備する病棟になります。
内藤建築事務所による設計、施工はフジタの担当です。
新棟が建設されている敷地を横目に、南側を走る駅前通りを進んでいきます。

ほぼ病院の敷地の西端に位置するのが、別館を取り壊して建設された立体駐車場です。

既に稼働しています。
右奥に見えているのが5号館ですね。最終的には今より多い、310台収容可能な駐車場になるとのことです。
駅前通りを挟んだ病院の向かい側には、最初の方に触れた被爆建物のモニュメントが移設されています。
「広島赤十字・原爆病院 メモリアルパーク」として、原爆関連の史料を展示する広場が昨年7月整備されました。


こちらが被曝した旧本館の窓枠です。

広島にずっと住んでいてもこうやって改めて見ることはなかなかありませんでした。
爆心地の方向を向いていた北側の窓枠は爆風で内側に湾曲していますが、西側の窓枠は内から外に向かって湾曲しているのが分かります。
破壊力を伝える貴重な史料だと思います。
電車通りからは西へ大きく移動しましたが、気軽に近くまで寄って見ることができるようになったので良かったですね。撮影した時もモニュメントの説明を読むサラリーマンの方がいらっしゃいました。
悲劇を乗り越えて赤十字・原爆病院も立派に生まれ変わります。
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