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2016年09月14日 07:00
広島駅前Bブロックで行われてきた市街地再開発工事が、2016年8月末で完了し晴れて竣工しました。
地上52階建てで分譲マンションや家電量販店等が入る西棟と、
商業施設や駐車場で構成される10階建ての東棟で構成される施設です。
9月14日には西棟の地下2階~地上3階に家電量販店大手「ビックカメラ」がオープンします。
【住友不動産】:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
カープの優勝という、歴史的な出来事をはさみ間隔が空きました。
Bブロックの竣工を、地下編、地上・外構編、デッキ編の3部に分けて紹介していく予定です。
祝竣工!広島駅南口Bブロック再開発 2016.09(Vol.46) <地下編>
<地下編>の最後に紹介した、施設南西側の階段から地上に上がります。



非常に複雑な構造になっています。
階段の上部はオフィスとホテルのエントランスが、それぞれ別々に設けられています。
ここから見上げる西棟「シティタワー広島」。

工事中は絶妙に叶わなかったアングルです。
まず高い…!そして何通りものカーテンウォールが折り重なっている様でカッコいいですね。
ここから東に向けて走る敷地南側の市道が、2年以上の時を経て通れるようになりました。



南側には「シティタワー広島」居住者向けの車寄せや、専用の駐車場入口があります。
猿猴橋の方には行かず、敷地西側を広島駅の方に進んでいきます。


<地下編>で見ていた、ビックカメラ入り口上部の隙間を地上から見ている構図です。
この時はまだ店内のシャッターが降りている状態ですが、オープンすれば店内の様子が見えるようになりますね。
ビックカメラ広島駅前店は今日9月14日、午前10時オープンです。
【店舗一覧】:ビックカメラ 広島駅前店
敷地北側へ。



ここから見るCブロック再開発ビルも新鮮ですね。
両地区新しくなっているため、この付近は再開発前の面影が全くありません。
1枚目の右手が、ビックカメラの入り口、
その隣が2枚目の場所です。
ビックカメラとは別のテナントが入りますが、中はまだ空っぽでした。
まだ出店していない再開発前のお店、、、もみじ銀行でしょうか?
東棟の近くまで移動しました。



再開発前に営業していたチケット店などもここに入るようですね。
ここから見上げた姿も凄い…。何の要塞でしょうw
<地上・外構編>は以上になります。
次回は3枚目の画像の階段を登り、2階デッキレベルへご案内します。
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2016年09月10日 11:59
広島駅前Bブロックで行われてきた市街地再開発工事が、2016年8月末で完了し晴れて竣工しました。
地上52階建てで分譲マンションや家電量販店等が入る西棟と、
商業施設や駐車場で構成される10階建ての東棟で構成される施設です。
9月14日には西棟の地下2階~地上3階に家電量販店大手「ビックカメラ」がオープンします。
【住友不動産】:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
前回取材時の状況です。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2016.08(Vol.45) 『ビックカメラ』オープンは来月14日
本当に長かった道のりに一つの区切りがつきました。
カープの最後の優勝よりも更に前の1988年に都市計画決定された構想が、今実現しました。
あまりに長過ぎて、まだ竣工したという実感があまり湧かないですが
歩道などの共用部分が開放されたので取材してきました。
当記事の「地下編」と「外構編」、「デッキ編」の3部構成で紹介していきます。

トップ画像と同じ角度、猿侯川にかかる「大正橋」からの眺めです。
ちなみにこの橋をスタジアムの方に渡った所に以前のビックカメラ(元ベスト電器広島店)がありました。
Cブロック住宅棟「グランクロスタワー広島」が写っています。ガラスを多用したビルのデザインは本当に美しいですね。
今回は地下編ということで、エールエール地下広場から。



大きなイベント広場にたどり着く手前の出入口です。
7月の取材時には封鎖されていた階段が開放され、工事前のように再びここから地上の歩道に上がれるようになりました。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2016.07(Vol.44) 近づく竣工、完全な姿に
歩道上の階段は上屋や壁面がリニューアルされています。
造りとしては簡素な方かと思います。やはり将来は2階がメイン導線になる流れですかね。
7月に開放されたスペースです。



ビックカメラ
仮囲いが外され施設本体の地下が見えるようになりました。
大部分がビックカメラの店舗に接します。
9月14日のオープンを前に、店内では準備が着々と進められているようでした。
3枚目の画像でお分かりいただけると思いますが、地下広場とBブロック西棟との境界は、幅50cm程が地上まで吹き抜けになっています。
構造的に繋げられないのでしょうか。排煙設備の関係もあるかもしれません。
一番南側(駅前大橋側)に、地上へ通じる階段と"ビックカメラ以外"のテナントに入るエントランスが設けられています。




吹き抜けてます…
こんな構造になっていたのですね。黒を貴重としてあり高級感があります。
見えている入口はオフィスフロアへの入口です。5・6階の「広島市総合福祉センター」もここから入ります。
分譲マンション「シティタワー広島」の専用地下エントランスは右奥のシャッターが降りている所になるようです。
<地下編>はこれで以上です。
次回は竣工に合わせて開放された施設周りの歩道・外構について紹介します。

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2016年09月01日 00:04
アパグループは広島市南区京橋町の旧イズミ本社ビル跡地に、市内では2棟目となる「アパホテル」を建設しています。
前回取材したときの様子。
727室のアパホテル<広島駅前大橋>が着工
着工した次の記事でほぼ完成していて申し訳ありません(笑)
全体です。

この通り、着工から1年ちょっとでほぼ完成しました。
地上14階建て、727室を有する大型ビジネスホテルです。
コの字型の土地いっぱいに建てられたため、まるで似たような建物が2棟建っているかのように見えます。


そしてこの間に挟まれた土地では、新たなビルの建設が始まっていました。
8階建てで、クリニックとオフィスが入居するようです。
コの字型の西側には、レストランになるのかエントランスになるのか、ガラス張りになっています。
東側は駐車場に続く2階まで吹き抜けの通路になっていました。

「アパホテル広島駅前大橋」は10月6日にオープンします。
すでに公式サイトも開設されテレビCMも県内外で放映されているようです。
【公式】:アパホテル〈広島駅前大橋〉

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2016年08月28日 21:52
広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業は南口広場の東側の区画に計画されている大規模再開発計画です。
家電量販店のエディオンなどが入る地上11階の商業棟と地上46階の住宅棟が建設されます。
施設全体の愛称は「エキシティ広島」に決まりました。
【NIPPO】:グランクロスタワー広島│広島駅南口Cブロック再開発事業
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Cブロック再開発 2016.07(Vol.30) グランクロスタワー、上棟
エールエールA館の前から。

大州通り側のクレーンがなくなって、かなりすっきりした見た目になってきました。
商業棟を詳しく見ていきます。


広島駅南口広場画面する西側がかなり外壁が見えるようになっています。
全体的に大部分でガラスが多用されており近代的な印象を強く受けます。
更に北西角の2階には将来広島駅ビルから伸びるペデストリアンデッキの接続口が用意されているのがはっきりと確認できますね。
入口付近の様子を。


良いですね。地下道出入り口の上屋は今の時点では新しくなる様子はありません。
商業棟の北側です。


北側2階を通る「デッキウォーク」ができつつあります。
天井の化粧板も取り付けられていますね。この部分の幅員はかなり狭いように見えます。
もう少し東側に進んだ地点。

ここは少し広い滞留空間となっている「デッキ広場」。タワー住宅棟「グランクロスタワー広島」のすぐ近くです。
騒音や治安の問題は大丈夫なのですかね。
将来、広島駅→Cブロック→マツダスタジアムとデッキがすべて繋がる計画になっていますが、
事業者としては少し複雑な思惑もあるのかもしれません。
敷地の南東側に移動しました。


商業棟の外壁の一部に赤いパネルが使用されているのが確認できます。
Cブロック再開発の当初案ではタワーの住宅棟に縦の赤いラインがアクセントで入るはずだったのですが、このような形に姿を変えて残りました。
タワーと商業棟の隙間の部分です。



タワーのこちら側に設置されていたタワークレーンが完全に撤去されました。
商業とタワーの2階を繋ぐ連絡通路ができてきているのが分かります。
タワーの低層部も窓のサッシや庇などが形になってきました。
最後に、荒神陸橋から。

線路画面する北側はまだタワークレーンや作業用エレベーターが残っています。
すでにタワーの躯体は完成しているので、そう遠くない間にこちらも解体されるものと思われます。
Cブロック再開発工事は2016年12月の竣工予定です。
【Flickr】:2016/08 広島駅南口Cブロック再開発
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2016年08月28日 00:54
広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2016.07(Vol.39) 自由通路の『先』着々と
今回は北口1階の状況から。

6月の更新で取り上げていた1階在来線改札口付近の様子です。
広島駅北口広場改良工事 2016.05(Vol.37) リニューアル範囲拡大
この辺り一帯の仮囲いやフェンスが取り払われ、この新幹線名店街の入り口付近のコンコースがほぼ完成状態になりました。
天井に黒いくぼみ(黒い線のように写っている所)から向こう側が既存の新幹線高架下部分で、こちら側が今回増築した部分になります。
既存部分も見事にリニューアルされ連続した立派なコンコースになりました。
左奥に仮囲いがあります。現状の2階へ上がる階段部分です。
完成時にはこの階段は撤去され、もう少し画面奥側に新しい階段が設けられます。
2階に移動しました。

(同じ角度から撮影した13年12月の様子)

スゲー・・・・・
参考までに以前の状態が分かる記事を貼っておきます。
新設部分に立ち入る感動はもちろんですが、こういった既存部分が美しくリニューアルされる感動は一際大きいです。
広島駅北口広場改良工事 2015.08(Vol.28) 大部分閉鎖で導線が大きく変化
広島駅北口広場再整備 2013.12(Vol.2) 既存施設の解体開始。
ペデストリアンデッキへ。



かなり形になってきています。
帰宅してから画像を確認しているときに気づいたのですが、1枚目のガラス駅舎ガラス面に何かラッピングされています。
スカイツリーでしょうか?どんなお店が入るのでしょうね。
ペデストリアンデッキからホテルグランヴィア方面へ。


このペデストリアンデッキの下、1階の歩行者通路にも、
2階と同じような膜タイプの上屋が設置されました!
(1枚目と2枚目で撮影日が違います。。)
中央ペデストリアンデッキの建設状況です。



外観はこのようにかなり完成に近づいています。
上屋は上から見ると明かり取りのようなガラスが見えますが、窓ではないようです。(この後紹介します)
中央デッキまで移動します。




養生ネット類が外されて橋桁本体が見えるようになりました。
この中央の通路は最も通行人が多いことを想定し、グランヴィア側、シェラトン側の通路より幅員が広く作られています。(約6m)
上屋を支える柱も通路中央に配置され、他の通路とは異なっています。
終端の構造はいつでも「二葉の里5街区(JR用地)」の再開発ビルと接続できるような形になっています。
計画が動き出すのが楽しみです。
こちらの階段にはエスカレーターも設置されます。
上屋の端に横長の大きな板が取り付けられています。案内板でしょうか。
東側デッキのシェラトンホテル接続部分です。


後発だったこちら側の増築部分とペデストリアンデッキもほとんど完成しましたね。
ただ、増築駅舎の内部は外から見る限り、鉄骨むき出しの状態でした。
今年秋、ペデストリアンデッキは共用を開始します。
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