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2013年04月29日 01:29
【中国新聞】:旧西飛行場活用へ市民の声を (以下転載)
広島県と広島市は23日から、県営広島西飛行場(西区)の跡地活用検討会がまとめた素案に対する意見を募る。素案は、広域防災▽スポーツ・レクリエーション▽新たな産業―の3機能を柱とする。
有識者や地元住民たちで構成した検討会は、約40ヘクタールの西飛行場跡地に三つの機能を取り込んだ。広島ヘリポートがある北側を広域防災エリア、中央部をスポーツ・レクリエーションエリアとし、災害時は防災機能に転換できるようにする。南側の新たな産業エリアは、大型商業施設やテーマパークなどの集客施設を想定する。
西飛行場は定期路線の撤退に伴い、昨年11月に廃港した。公募した意見は、5月中にまとめる跡地利用の最終ビジョンに反映させる予定でいる。
5月7日までに、市都市機能調整部へ郵送やファクス、電子メールなどで送る。素案は市のホームページや各区役所などで見ることができる。ファクス082(504)2309。

広島西飛行場跡地周辺(旧滑走路は右奥)
ということで、西飛行場跡地活用法に関する意見を広島県と広島市が募集しています。
【広島市】:「広島西飛行場跡地活用ビジョン」(素案)にご意見をお寄せください
跡地活用の素案はこちらです。
「広島西飛行場跡地活用ビジョン」(素案)(PDF形式、約5MB)
西飛行場跡地は以前記事になっていた通り、
南北に細長い敷地の北側を"広域防災"、中央を"スポーツ・レクリエーション"、南側を"新たな産業(雇用・賑わい)"
という機能を導入することがまとめられています。
PDFの資料を見ればよく分かりますね。
前回の西飛行場跡地のエントリーでもコメントを頂いておりますが、
広島市には観光客や若者が休日に遊べるところが本当に少ないです。
コメント欄にはこれまでに
三井アウトレット
遊園地
サッカースタジアム
一大商業施設
キッザニア
レゴパーク
アンパンマンミュージアム
ニンテンドーランド
シネコン
航空機のテーマパーク
などなど様々な施設を皆様から提案していただいています。
広島人が知らない施設は本当にたくさんあるなと感心します(笑)
今年度末に広島南道路で結ばれる商工センター扇地区の海島博跡地はイズミが取得し大型商業施設が建設されることが決まりましたが、
このことはかえって西飛行場跡地に遊園地・テーマパークなどのレジャー施設建設に方向を絞ることができるのではないでしょうか。
幅広い層の人が楽しめるテーマパークの建設の建設に賛成です。
ところで西飛行場(駐車場などを使って)では2011年から、広島青年会議所や県・市、商工会議所などが主催し
「広島キッズシティ」
というイベントが開かれています。
子どもたちが様々な職業を体験したり、そこで得た専用通貨で何かものを買うこともできたりという
まさに「キッザニア」のような施設(イベント)です。
【公式】:広島キッズシティ2013
(今年は中小企業会館で行うようですが。)
広島の経済界が本家キッザニアの誘致を睨んで実績を作っておきたいという思惑もうかがえます。
こういった施設はまさに広域から集客を見込めますし周辺への波及効果も大きいことでしょうから、もし出店するとなれば賛成です。
なのですが、国内のキッザニアはまだ東京と大阪の2箇所のみ。
いきなり広島に進出するのは少し考えにくいでしょうかね。
アクセスに関して考えてみると、広島南道路の開通で山陽道など広域からのアクセスはまだいいですが、
やはり広島市内、特に広島駅や中区・安佐南区などからここへ行こうと思うと、一般道を通る路線バスしか手段が無いわけですから遊園地のようなものを造るとなるとどうしても不十分です。
(広島高速東部線2期(広島駅北口~4号線中広~観音)が実現すれば話は別ですが…)
立地環境自体は良い物だと思うのですが難しいですね。
しかし直接私たちの意見を伝えることができるいい機会です。
是非皆様のご意見を送ってみて下さい。
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2013年03月27日 21:13
「広域防災」、「スポーツ・レクリエーション」、「新たな産業」の3機能を配置するビジョンの素案をまとめました。
【中国新聞】:広島西飛行場跡地で活用素案 (以下転載)
広島県営広島西飛行場(広島市西区)の跡地活用策をめぐる検討会の最終会合が25日、市役所であり、「広域防災」「スポーツ・レクリエーション」「新たな産業」の3機能を配置するビジョンの素案をまとめた。具体的な整備内容や工程は今後、県と市が詰める。
素案では、広島ヘリポートがある北側に広域防災機能を配置。中央部はスポーツ・レクリエーション用地とし、災害時は防災機能に転換できるようにする。野球やサッカーといったスポーツ施設や、キャンプ場などを整備例に挙げた。
南側は、民間の参入を念頭に、大型商業施設やテーマパークなどの集客施設を想定する。整備スケジュールが中長期になることも想定されるため、「段階的な整備や、事業化までの暫定的な活用も検討するべきだ」との留意点も盛り込んだ。
検討会は昨年11月に始まった。25日の第5回会合には座長の戸田常一広島大大学院教授たち10人が出席。「ビジョンの早期実現に向け、スピード感のある整備を」「市民の意見を積極的に取り込む方法を考えてほしい」との意見が上がった。県と市は近く、素案に対する意見を公募し、4月以降にまとめる跡地利用の最終ビジョンに反映させる。
基本的には今月初めに出ていた内容の通りですね。
空港跡地の方針が決定。防災・スポレク・産業の3分野
一つ、南側の利用について前回の報道の時よりも一歩踏み込んだ内容が書かれています。
> 南側は、民間の参入を念頭に、大型商業施設やテーマパークなどの集客施設を想定する。整備スケジュールが中長期になることも想定されるため、「段階的な整備や、事業化までの暫定的な活用も検討するべきだ」との留意点も盛り込んだ。
ここはただ広い土地があるというだけではなく、マリーナホップと隣接し広島湾を間近に感じられる場所となります。
そうした立地も生かした、広い世代が楽しめる場所になるといいと思います。
ということでテーマパークに賛成です。
大型商業施設なら商工センターの海島博跡地でも十分だと思いますね。
13年度、広島南道路が吉島から商工センターまで開通します。
新たな広島の人気スポットとなることを期待します。
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2013年03月06日 15:10
広島市と広島県は今年度末までとしていた、広島西飛行場跡地活用の方針を今月1日に決定しました。
【中国新聞】:西飛行場跡に防災など3機能 (以下転載)
広島県と広島市による県営広島西飛行場跡地(広島市西区)の活用に向けた検討会が1日、市役所であった。跡地が担うべき三つの機能の配置について、広島ヘリポートがある北側を「広域防災」、中央部を「スポーツ・レクリエーション」、海に面した南側を「新たな産業」とする方針を決めた。
4回目の会合には、座長の戸田常一広島大大学院教授たち10人が出席した。意見交換では、北側にヘリポートがあることを踏まえ「災害時、防災機能に転換できる施設を隣接させたい」との意見で一致した。
中央部は騒音の影響も考慮し、スポーツ・レクリエーション用に充てる。整備例としてキャンプ場やスポーツ施設を挙げている。
南側は、大型商業施設のマリーナホップが隣接する。「にぎわいある商業施設などを設け、周囲と一体的な利用を促してはどうか」との声があり、民間が参入する場合は広島湾の景観を生かした活用策を求める。
唯一のアクセス道路である県道の改良も議論。スムーズな車の流れを妨げている直角状のカーブを解消することを決めた。
県と市は今月中に予定する次回会合での配置案の正式決定を受け、意見を住民から募る。その上で4月以降に跡地利用の最終的なビジョンをまとめる。
正式決定はまた今月中に、最終的なビジョンは13年度以降になるとのことですが、
ヘリポート周辺となる跡地北側は、広域防災機能。
中央部は、スポーツ・レクリエーション機能。
マリーナホップが隣接する南側は、新たな産業の参入。
ということになりましたね。
まだ抽象的すぎてコメントがしづらいですが、中央部のスポーツ・レクリエーションの必要性に疑問を感じます。
スポーツ施設ならすぐ北側に広島県総合グランドがあるのに…。
やはりヘリポートと隣接する以上防災面で場合によっては広域避難場所にもなるようなものが求められるんですね。
南側は是非ともマリーナホップと相乗効果を生むような商業施設に来ていただきたいですね。
進みづらい片側1車線の道路の改良が決定されたのは嬉しいです。
今後続報があればまたお知らせします。
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2012年09月10日 22:06
中国新聞:広島西飛行場は11月15日廃港
広島県は3日、県営広島西飛行場(広島市西区)を11月15日に廃港にして広島ヘリポートの運用を始めると、国土交通省大阪航空局に届け出た。1961年9月に開港した西飛行場は51年の歴史に幕を下ろす。国交省によると、定期路線が開設されていた空港の廃港は全国で初めて。
西飛行場は現在、定期路線はなく、民間の小型飛行機9機が駐機している。県は11月15日午前0時に西飛行場を廃港にすると同時に、県と広島市で共同運営する広島ヘリポートに衣替えする。
西飛行場の廃港・ヘリポート化は、湯崎英彦知事と広島市の松井一実市長が昨年5月のトップ会談で合意。ことし6月から、アスファルト舗装のやり替えや夜間用の航空灯設置、ヘリが止まる14機分のエプロン(駐機場)の表示などの工事を1億5千万円かけて進めていた。
工事はほぼ完成し、8月末に大阪航空局の検査に合格したため、廃港・ヘリポート化の日程を決めた。ヘリポートには県警や広島市消防局などの15機が駐機する予定。
(2012年9月4日付け中国新聞より)
ヘリポート化するための工事が既にほぼ完成していることは知りませんでした。
駐機場は14機分もあるようで、十分な数が用意されることになりますね。
11月15日、正式にヘリポート化されれば本格的に跡地利用について検討が進んでいくと思われます。
サッカー専用スタジアム建設の候補地の一つとしてこの西飛行場跡地の名前も上がっていますが、
交通のアクセスが路線バスかマイカーしか無いことを考えると、あまりふさわしくないように思います。
そもそも敷地が細長すぎて3万人規模のスタジアムは難しいのでは・・・?
来年度、広島高速3号線が開通すると一気に広い範囲の東西から人が呼べるようになります。
車の来客がメインで広域から集客できるものといえば、それこそコストコなどが最適だったんでしょうね。。
同じようなタイプのお店として、家具のIKEAなんかもいいですね。願望ですが…
まずは広島市には空港の入り口からマリーナホップ辺りまでの細く曲がりくねった道を何とかしてもらいたいですね。
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2011年05月28日 01:04
その新市長松井氏は県の廃港・ヘリポート化を受け入れる意向を表明しました。
中国新聞:広島西飛行場廃港受け入れ
今後、県と市によるヘリポートの共同運営に向けて具体的な協議に入ります。
また松井市長は定時性が確保されておらず利便性の低い現広島空港へのアクセスの改善を県に要望しました。
県はこれまでに国道2号安芸バイパスなど幹線道路を早期整備し、主要アクセス手段のリムジンバスが通る山陽道の代替ルートにする行動計画をまとめていますが、
即効性のある対策は打ち出せていないのが実情です。
先日の五輪招致中止に続いて西飛行場の存続も打ち切られました。
大きな変化ですね。
私は前から西飛行場はヘリポート化し広島空港への代替ルート(主に道路)の整備をというスタンスです。
(今はほとんどの人がそうかな)
これは県に要望するだけでなく積極的に市側も動いてほしいです。
連休のたびに空港から市内までのアクセスが断たれる政令指定都市なんてみっともないにもほどがあります。
気になるのはヘリポート化した後の跡地利用です。
ヘリポートの設備など差し引いてもかなり広大な土地が残ります。
先日福山にいわゆる"メガソーラー"、大規模な太陽光発電所のパネルの設置が完了したと新聞に載っていました。
広島市もここにメガソーラー発電所なんてのはどうでしょう。
採算性を考えればやはり工場か倉庫になるのでしょうか。
あれだけ広いと色々想像できますね。
市は利用されないまま「塩漬け」になってしまわないよう、検討する必要がありますね。
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