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2016年07月27日 23:56
今年の4月に書いた、紙屋町2丁目(サンモール周辺)の再開発について。
『サンモール』など建て替えへ! 紙屋町再開発準備組合が発足
7月9日、中国新聞から続報がありました。
【中国新聞】:紙屋町に50階ビル構想 サンモール一帯、準備組合設立

6月下旬、事業協力者に
大和ハウス工業
フジタ
三菱地所レジデンス
の3社が選定されたそうです。
協力者は準備組合とともに、地権者との合意形成を進めます。
既に一部の地権者には説明も始めていることが分かりました。
前回の建設通信新聞の記事では、"サンモールを含む紙屋町2丁目2番の街区全体の再開発を目指す"と書かれています。
周辺の施設への説明も今後行われることになりそうです。
50階を越えるマンションを核に商業施設やオフィス、駐車場などが入る複合施設の建設を目指しているようです。
こんな市街地のど真ん中に高層マンションが建てられるのは複za・・・ もう慣れてきましたw
やはり再開発を実現させる上で、安定した大きな収益は必要です。
三大都市圏でもなければ商業やテナントオフィスだけの大規模施設は難しいのも事実。
現在のサンモールを覗いてもそれなりにお客さんは入ってますから、今の規模を維持したままプラスαで超高層タワマンのような施設に慣ればいいですね。
事業協力者も決まり、自治体が挟まらない民間の再開発事業が静かに動き出しました。
地権者への説明も始まっているとのことで、できればサンモールの建物だけでなく周辺の老朽化した建物も巻き込んだ再開発になってほしいです。
口出しできる立場ではないですが、エディオンの駐車場は人通りの激しい通りに面していながら車両の出入口しかないのが非常にもったいないので、この再開発に参画してほしいです。
組合は、2020年以降の着工を目指します。
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2016年04月18日 23:39
広島市中心部の大型商業施設「サンモール」等を含む紙屋町2丁目2番で再開発準備組合が発足し、
店舗、事務所、住宅などの機能を持つ施設の整備を目指す方針が明らかになりました。
【日刊建設工業新聞】:紙屋町2丁目2番地区再開発(広島市中区)/事業協力者を募集/準備組合 (以下転載)
(ここまで)紙屋町2丁目2番地区市街地再開発準備組合(桝本三知代理事長)は、計画立案や権利者の合意形成など、再開発事業の推進を図るため事業協力者を募集す る。11日まで応募登録、5月23日まで参加意向表明を受け付ける。6月7日にプレゼンテーションを行い、同下旬にも事業協力者を決定する予定。 =6面 に募集広告
参加資格は、再開発コーディネーター協会の法人正会員、または全国市街地再開発協会の法人賛助会員など。単体企業でも共同体でも参加は可能としている。募集に伴う手続きは都市問題経営研究所が担当している。
再開発事業の計画区域は広島市中区紙屋町2の2。対象街区は調整中のため未定としているが、サンモールを含む約1・5ヘクタール全体の開発を目指している。
再開発予定地を含む紙屋町・八丁堀地区は広島市の「西の核」と位置付けられており、「東の核」となる広島駅前周辺地区とともに、都市機能の集積・強化を 図ることで、それぞれが活力とにぎわいのエンジンを持ち、相互に刺激し高め合う「楕円形の都市づくり」を進めるとしている。
しかし、地区内には旧耐震・老朽建物も多く、権利者の高齢化や郊外での大規模商業施設の開業などにより、かつてのにぎわいや求心性が低下していることが 課題となっている。このため、商業・業務地区としての重要性、バスセンターや平和記念公園を結ぶ拠点としての位置付けを踏まえ、地域の再生・活性化を目指 し15年12月に同地区の市街地再開発準備組合が発足した。
準備組合は今後、▽にぎわいの再創出▽人の流れの拡大▽居住人口の増加▽安全・安心な拠点づくり-を目指し、18年度の都市計画決定に向けて計画の立案、権利者の合意形成などに取り組んでいく。
3月現在の準備組合員は60人。再開発ビルには店舗、事務所、住宅、駐車場、駐輪場などを想定している。16年度に事業協力者を選定。18年度の都市計画決定を経て19年度に組合を設立し、権利変換計画を策定。20年度に工事着手し、23年度の竣工を想定している。
記事のサイト内には組合が公開したイメージ図には低層の駐車場と、マンションになると思われる超高層ビルが描かれています。
これから事業協力者を募る段階なので、具体的な内容はこれから詰めていく事にはなりますが、
イメージとしてはこのようなマンション主体を想定しているのですね。
あんな中心市街地の「ド真ん中」にマンションか…、と最初目にした時は思ってしまいました。。
しかし事業費の捻出にマンションはもはや外せない要素になりつつありますね。
特に近年は都心回帰の流れを受け中心部のマンションは人気があります。
このニュースで一番感心したのが、"サンモールを含む約1・5ヘクタール全体の開発を目指している。"

サンモールとどこか、では無くこの赤枠の街区、ブロック全体の再開発を目指しているようです。
このブロックにはエディオンの専用駐車場やフタバ図書、ソフマップ、タイトーなどが立地しています。
エディオン駐車場やその南側にも老朽化した建物がかなり目立ちます。これだけの面積が一体的に再開発できれば街のイメージもかなり変わります。
東面は地下街のシャレオと直結することも考えられ、北側で建て替え予定のエディオン本店本館と合わせて、
上手くやれば人々の大幅な回遊性の向上も期待できます。
紙屋町の未来がかかっていると言っても過言では無いのではないでしょうか。
個人的にはこの辺りはどうしてもゴチャゴチャした印象が強いので、
福岡市天神の警固公園のような都心の中でも少し開けた広場がほしいです。
規模的には紙屋町版アリスガーデンのようなもの。
6月下旬には事業協力者(デベロッパー)が決定するようなので、大いに注目したいです。
------------------------■追記(2016年4月21日)------------------------
たくさんのコメントをいただいておりますが、記事の内容と大きく逸脱しており
中には他人を貶めたり対立を煽るコメントが見られるようになっていますので、一旦コメント欄を閉鎖させていただきます。
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2014年02月19日 22:48
当ビルは12年に竣工した広島電鉄の「広島トランヴェールビルディング」と同じブロックで、
広島日興ビルを挟んだ東側に建つ地上8階建てのオフィスビルです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島トランヴェールビルディング
このビルに解体、または耐震・改築の動きが出ています。
まずは先日撮影したビルの現状を紹介します。

このビルは北面、東面、南面の3方が道路に面した角地です。
西に目を向ければトランヴェールビルからエディオンまで相生通りが見通せます。

トランヴェールビルに建て替えられる前の旧広電ビル3棟(広電ビル、広電ビル別館、広電さくらビル)もほぼ同じ高さでした。
ビルの南東から。

シャッターが降り、窓には黒い板が目貼りされ、フェンスが並べられています。
完全に立入禁止となりビルは封鎖されている状態です。
この損保ジャパン東京建物広島ビルには、旧広電ビル建て替えの際、もみじ銀行などが建設中の仮店舗として入居していた経緯があります。
間が空きますが、2年ほど前にコメントで田中さん、たかさんから
ここに入居していた損保ジャパンが竣工したトランヴェールビルに移転すると教えていただいていました。
調べてみると確かに9階に広島支社が入っているようです。
【損保ジャパン】:広島/営業店舗のご案内
移転後の損保ジャパン広島ビルについては建て替えするか耐震補強のみで済ましてしまうか検討しているとのことでした。(2年前当時)
ちょうどこのビルの真向かいでは三井生命ビル跡地に日本アイコムのマンションが完成したり、
その西側の紙屋町プライムビルが耐震補強工事を行なったりと、
紙屋町交差点周辺は近年色々動きのある一帯です。
損保ジャパンビルにはまだ看板等は設置されていませんでした。
今後も注目しておきたいです。
もしご存じの方おられましたら、教えていただけると大変ありがたいです(笑)
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2013年08月13日 21:04
は広島電鉄や三井不動産などが主体となり2012年に竣工した、紙屋町交差点に面するオフィスビルです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島トランヴェールビルディング
大きな特徴と言えばガラスを多用した外観や商業施設が低層階にあることですが、
紙屋町地下街シャレオと直結していることもその一つです。
地下街とビルの接続部、完成時はここにあるように良くも悪くも普通のガラス扉でした。
【2012年2月】広島トランヴェールビルディングの建設記録
現在はこのような感じです。

実はこの状態になったのはそこそこ前ですよね。ようやく撮影することができました。
枠に照明も兼ねた化粧が施され高級感が増したのではないでしょうか!
「紙屋町キッチン千」という飲食店もオープンし、平日でも休日でも、さらには昼も夜も人が通る様になりました。
さて、ここを入ってみるとこんなものが。

ジャングルが出店しました(笑)
プレートには
HIROSHIMA TRAIN VERT BUILDING
SUMMER 2013
の文字。

何かの企画でしょうか。それにしてはどこにも出展が書いてないのですが…
以上中身は何もない、紙屋町のトランヴェールビルに関する小ネタでした。
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2012年11月19日 21:18
(といってもシャレオからビルを通って地上に出るだけですが(笑))
地下2階のエスカレーター横のテナントに、新たなお店のオープンを予告するポスターが貼られていました。

この区画は下の画像で示される「店舗②」の場所になります。227平方メートル。

広島市出店計画書より
お店は以前から出店が伝えられていた、平田牧場(山形県)のとんかつ店。
店名は「紙屋町キッチン 千」という名前になるそうです。
ポスターを見る限り本当にとんかつ専門店という感じではなく、和洋幅広く提供していくように見えますね。
営業時間は朝7時半~夜10時まで。モーニングも利用できてオフィス街の紙屋町では重宝されそうです。
意外とこういう飲食店が少なかったですからね。
紙屋町キッチン 千は明後日21日の朝オープンです。
ちなみにシャレオと直結する地下2階のテナントフロアですが、10月22日に
ナナズグリーンティーが入る店舗①の区画内に米粉パン専門店「Goppo(ゴッポ)」がオープンしました。
西区にある「米粉パン店 和良(わら)中広工房」のフランチャイズ店とのことですが、経営は飲食業や不動産販売を手掛ける「URBAN FELLOW SHIP(アーバンフェローシップ)」が行なっているとのこと。
広島経済新聞:広島トランヴェールビルに米粉パン店「ゴッポ」-オフィス需要見込み出店
店舗③はほけんの窓口が今年オープンしましたので、店舗④(410平方メートル)だけまだ動きが無いように思います。
詳細をご存知のかたいらっしゃいましたら教えて下さい。
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