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2016年08月12日 20:34
広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
7月中旬に撮影した画像で、66回目の更新をしています。↓
広島橋上駅新築他工事 2016.07(Vol.66) 自由通路上部の構築
7月末にも広島駅を訪れたので、その時に撮影した画像を簡単に紹介しておきます。


西側→自由通路正面と移動しました。
広大な人工地盤の上部がみるみる構築されています。
自由通路部分にはいよいよ、東から西に傾いた片流れの大きな屋根が確認できるようになりました。
『活力とにぎわい、広島ならではのおもてなしを創出する空間』
というコンセプトで整備されている広島駅南北通路は、市が設置した公共建築デザイン検討委員会で
全体のデザインが議論されています。おさらいとして以下に載せておきます。
延長は180m、幅は15mの自由通路の天井は"広島らしい空間構成や採光・換気といった機能面に配慮した"という「折り」を演出。
(東側が大きく開いた谷折りのイメージ)
天井の「折り」の天井高は最も低い所で5.4m、最も高い所(東側)で8m。
(今秋に部分供用開始、"新しい広島駅"を想像する)
「折」り鶴の「折り」をイメージした下向きの三角形が、完成イメージ図通りです。
ズームアップ。


東側は高さ4mくらいはあろうかというかなり大きな大開口になります。楽しみです。
通路の奥には1階へ降りるための階段(穴)も確認できますね。
自由通路⇔新しい跨線橋との接続部分。


新跨線橋完成当時はぶつ切りの状態でしたが、この通り鉄骨が完全に繋がり一体となりました。
あの仮の壁の向こうには、現在暫定的にマツダ車が展示されています。
この展示について、ナボさんに教えていただいた情報によると、
自由通路の整備工事のため8月末をもって一旦中断となるそうです。
ナボさんありがとうございます。
現在はマイナーチェンジしたアクセラが展示されていますが、短い期間で見れなくなります。
秋口頃からこの中央改札口部分に手がつけられる事になりそうです。新跨線橋コンコース内でも自由通路工事を感じられますね。
お盆で広島に帰省されている方、ここへの展示は最後の撮影のチャンスです(笑)
ちなみに、自由通路の完成に合わせマツダ車の展示も再開されるとのこと。
最後にホームの様子を。


真上が自由通路です。
広島駅自由通路は2017年度にも共用を開始します。
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2016年07月29日 23:14
広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.06(Vol.65) 巨大階段
最初に、新幹線口屋上駐車場からの景色をご紹介しましょう。

東側から全体を眺めたものです。
なんと、橋上駅舎上に2基設けられていたクレーンが1基になっています。
ホーム上は完全に蓋をされましたから、全く気づかなかったわけですね。
その橋上駅舎上は、ただいま凄いことになっています!

上屋が1/3ほどできて、建物らしくなってきました。こうしてみると本当に広いですね…。
そして手前にはクレーンと比較してもかなり大きな鉄骨が準備されています。
中央からパノラマを。


2枚目の画像のように、ちょうどこの真下が広島駅南北自由通路になります。
先ほどの大きな鉄骨のトラスは、この自由通路上にかかる大屋根になるものです。
広くて天井の高い開放的な通路になります。
画像奥(1番のりば側)から向かって右側に向かって中央改札部分も、先行開発部分と繋がってそれらしくなってきました。
昨年の10月に同じ場所から撮影したものがこちらの記事にあります。
広島橋上駅新築他工事 2015.10(Vol.58) 部分開業から1年!新駅舎さらに拡大
少し西側に移動します。

中央からの画像では分かりづらかったですが、自由通路に沿って西側(手前側)には高窓となる斜めの骨組みも確認できるようになりました。
駅構内に進み、改札内乗り換えコンコースから自由通路の方を眺めました。

上からの画像をお店した後だと分かりやすいと思います。右側が駅ビル「ASSE」、左側奥が新幹線口駅舎です。
ホーム上に降りました。これから薄暗い画像が続きます。


1番のりば東側から自由通路を見上げた画像と、自由通路真下の様子です。
この辺りはパノラマでからも分かるように、通路の上屋の鉄骨が構築され始めていましたね。
2番のりばから。


先月設置された自由通路の大階段。やはり天井がかなり高そうです。
2・3番のりば東側から全体を。

7・9番のりばに移動しました。

既存のホーム屋根がようやく撤去され、橋上駅舎の雰囲気に近づいてきました。
これに気づきました。



ホームの頭上に化粧板を設置するための枠が登場しました。
ところが、跨線橋コンコースのエスカレーターを降りて20m程のところで、囲いが終了しているではないですか。。
排気ダクトの形状を見てもお分かりいただけると思います。
少なくとも7・9番のりばは、だいたい自由通路の真下あたりまでしか美装化されないようです。
他ののりばも同じであるとすれば、ここからエスカレーターがあるこちら側は化粧板が設置されますが、、

反対のこちら側は化粧板の設置は行われず、完成時のイメージはほぼこのまま、ということになります。

割合で言うと綺麗に美装化されるホームは6割くらいでしょうか。
確かに1日の中で多くの列車は3~6両なので、大半はこれで事足りるのかもしれませんが、せっかくあれだけ明るく綺麗になったホーム天井でしたので、橋上駅舎の下はすべて化粧板を設置してほしかったです。
また、ホームの舗装についても、現在はリニューアルエリアですらアスファルト舗装ですから、
最終的には関西の大きな駅のように明るい色の舗装にしていただきたいですね。
PC推奨。18枚アップロードしています。
【Flickr】:2016/07 広島駅改良工事
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2016年06月23日 00:13
広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.05(Vol.64) 先行部分と接続
先月と先々月が後手後手の更新だったので、今月からまたペースを戻していきたいです。
この週末に広島駅一帯を取材してきました。
今回の広島駅での一番の目玉はこちらでしょう。



1番のりばのほぼ中央に、2階南北自由通路から南口1階に降りる大階段が姿を現しました!
これはちょっと感動しますね。



自由通路の広さをうかがい知ることができます。
中央に3m程隙間があり、ここにエスカレーターが設置されます。
現在は思いっきり改札の中ですが、ここがもうすぐ一日数十万人が行き来する場に変貌すると思うと非常に楽しみです。
構造としては岡山駅と似ていますが、広島駅の場合は直接広場に階段が降りてくるのではなく、
駅ビル1階に接続します。

あの大階段が面する駅ビル内1階の様子です。
元々みどりの窓口があった場所です。
新跨線橋が開業して全体的に西寄りのになっている現在の感覚からすると、
"こんなところにできるのか"という感じもします。
一連の計画では駅ビルは最終的に建て替えられ、この頭上に路面電車が乗り入れることになっています。
改めて考えてみても凄い計画ですね。
新跨線橋コンコースから自由通路を。

大変貌です。
左側に見える上屋が新しい改札口、奥を横切る自由通路、背後にそびえるCブロック再開発「グランクロスタワー広島」という構図。
橋上駅舎の状況です。

2号ホーム(2・3番のりば)から1号ホームに至る自由通路部分はまだ骨組みがあるのみで、床はまだ取り付けられていません。
が、上の部分を除き、駅のほぼ全てが人工地盤に覆われました!





この暗さ。
今はかなり殺風景ですが、完成時には化粧板もついて白く明るくなるはずですので期待しましょう。
9番のりばに移動しました。




もう旧跨線橋の面影は全くありませんね。
9番線の外側で、自由通路が新幹線駅舎に巻き付くように接続されています。
2017年度中に南北自由通路は供用を開始します。
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2016年05月24日 00:38
広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回Vol.63は4月末の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.04(Vol.63)
今回のVol.64は5月22日に撮影した画像です。
まずは1番のりばの状況です。前回のレポートと比較しながらご覧いただくとなお面白いかと思います。


駅ビルの突き出た部分に新しい橋上駅舎の躯体が回りこんできました。
この突き出た部分の内部はスターバックスが入っているはずです。
自由通路から1階に降りる大きな階段が、この突き出た部分の横に開けた部分にできる予定です。
既存の古い柱をどう躱すのか興味深いですね。
突き出たスタバの部分には、自由通路から駅ビル3階に直結する通路が整備されます。
もっとも、駅ビル自体も10年後をめどに路面電車の2階直接乗り入れに伴って建て替えられます。
この付近が最終的にどのような形に収まるのか、全く想像がつきません。この工事で一度作った階段等は解体されるのでしょうか。
閉鎖されていますが、ここも1番のりばです。

1年前の同じ場所の画像を見つけました。→(画像)
以前までは4両編成以上の電車を待ちやすくするため仮設の屋根が設けられた部分が仮通路になっていましたが、
自由通路本体の工事のため通れなくなりました。
駅ビルの近くに基礎がほぼ完成しているようです。
1番のりばを少し東に進んだ所から振り返ります。

2014年11月に供用を開始した改札内コンコース(新跨線橋)とそっくりです。
1番のりばからその他ののりばの方向を望みます。

どのホームでも自由通路より東側に出来る線路上空の店舗スペースは、ほぼ人工地盤の構築が終わっています。
残る「隙間」は自由通路と改札内コンコースの間となる部分、新たな店舗や駅の事務室、切符売り場などが入るスペースです。


1枚目は2階中央改札口が配置される3,4番線上空です。
2枚目は5,6,7番線上空になります。
こちらは格子状に人工地盤の鉄骨建方が進み、2014年末に完成した新跨線橋と繋がりました。
1層上に駅舎の屋根となる鉄骨が構築されているのも確認できます。
7,9番のりばに移動しました。




最も端に位置するこのホームから橋上駅舎全体を見渡すと、やはりとんでもなく広いことが分かります。
ミュージックホーンがよく響きそう(笑)
線路上空に覆いかぶさる駅舎としては、JR西日本管内の駅で圧倒的に大きい駅になります。
完成時、南北自由通路となる部分の真下にあたる部分。


この上を1日14万人以上が行き交うことが予想されています。
旧跨線橋があった頃からかなり様変わりしました。
2017年度中に南北自由通路は供用を開始します。
商業施設の開業は2018年度の予定です。
今回の写真をアップロードしています。PC推奨です。
【Flickr】:2016/05 広島駅改良工事
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2016年05月23日 23:38
広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
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3月の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.03(Vol.62) 自由通路部分の構築始まる
またまた記事の更新が大渋滞してしまっております。
この記事は4月下旬に撮影した広島駅橋上化工事の様子です。
5月分は22日の日曜日に撮影してきました。こちらはすぐ更新します。
→広島橋上駅新築他工事 2016.05(Vol.64) 先行部分と接続
最新の状況ではないので手短に紹介していきます。
1番のりば。




古い跨線橋の影は既にありません。
駅ビルの側で自由通路の基礎が作られていました。
2,3番および4,5番のりば。






自由通路より東側(天神川寄り)は人工地盤の面積がかなり広がりました。
なおも自由通路部分の躯体が広がりつつあります。
むき出しの天井から直接吊り下げられた灯具や細い鉄骨出できたレールのようなもの、気になります。
7,9番のりばの上空はほぼ全ての範囲が橋上駅舎に覆われました。



自分で組み立てた躯体の上で活躍するクレーン。
新たに構築した中央寄りの人工地盤の上に移動しています。
4月末の時点で9番のりば上空にわずかに穴が残されているのみでした。





橋上駅舎の下から見上げる駅前Cブロック再開発の「グランクロスタワー広島」。
広島駅周辺の急激な開発を物語ります。
最後に小ネタを。

南口1階の改札を通ってすぐの階段脇に設置されている列車の発車標。
新幹線の案内が、新幹線改札付近の発車標をビデオ中継で液晶モニターに表示する手法に変わっていました。
福山駅や新山口駅ではおなじみ?
新幹線の発車標はこれまで改札からは少し離れた右に置かざるを得ず、少し見づらい状態でした。
自由通路が出来るまでの暫定措置といえますね。
→広島橋上駅新築他工事 2016.05(Vol.64) 先行部分と接続
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